ロシアンはナチュラル・ブルー・ショートヘアー
 ・ロシアンブルーの定義についての意見

猫の繁殖について思うこと
 ・Snow-Islandの意見その他
ロシアンブルーから生まれるブルーポイントについて
 ・ブルー以外のカラーが生まれたら?
ロシアンブルーとシャムのブルーポイントについて
※この子猫たちのカラーは白(ホワイト)ではありません。 このページの文章をよくお読みになって下さい。


無知と悲劇

 ロシアン同志なのに、何故か真っ白な子猫が生まれてびっくりしたということをよく聞きます。昔のことですが、中にはアルビノ(劣性ホワイト)と勘違いして生まれた直後殺してしまったという悲惨な話しもあったようです。(それは道徳観念の問題とも言えますが・・・)


ロシアンとサイアミーズ

 でも、待って下さい。ロシアンブルーの歴史を考えてみましょう。第二次大戦後、数が極端に少なくなったロシアンブルーはサイアミーズ(シャム猫)のブルーポイントと交配され、絶滅を逃れました。
 ブルーポイントの子猫は真っ白で生まれてきます。成長するに従ってちゃんとしたポイントカラーになります。

ポイントカラーの遺伝子は劣性

 サイアミーズのポイントカラーは遺伝学的には劣性遺伝です。2つ対になっている遺伝子のうち、両方ポイントカラーの遺伝子がなければ表面 に現れることはありません。両親が片方にそのポイントカラーの遺伝子を隠し持っていた時、子猫が4分の1の確率でブルーポイントになるのです。

ポイントカラーが出るのは正常
 ロシアンブルーからブルーポイントが生まれるのはまったく正常なことであり、どのロシアンブルーでも可能性があるのです。
 現在は自分の猫がポイントカラーの遺伝子を持っているかどうか調べることができます。繁殖の参考にされるといいでしょう。

何故生まれた時白いのか

 生まれた時に何故真っ白かというと、ポイントカラーは非常に温度の影響を受けるカラーだからです。温かいとポイントは四肢・しっぽ・顔に押しやられ薄く面 積は狭くなります。寒いと濃くなります。子猫はお母さん猫の温かいお腹に入っているから白いのでしょう。

もし成長してもポイントが出なかったら
  もし成長してもポイントカラーが現れなければ、改めてアルビノ説を考える必要があるかもしれません。私はアルビノを見たことはありませんが、目の色が異なり、見分けがつくでしょう。
 アルビノ以外のホワイトが生まれるということは、遺伝学の観点からは考えられません。従来猫のホワイトのカラーは優勢で、対の遺伝子のうち1つこのホワイト遺伝子があれば、どんなカラーでも覆い隠してしまうからです。

ポイントカラーの子猫は登録できる?

 生まれたブルーポイントの子猫はロシアンブルーとして登録することはできません。従って血統登録書はつきませんし、ロシアンブルーとして繁殖もできません。他のロシアンブルーのペットの子猫と同じ値段で売ることは厳に慎むべきでしょう。何故なら、このカラーはロシアンブルーにとって、ミスカラーだからです。
※但し、私製血統図(両親猫〜祖先の記載されたもの)をブリーダーが作成して渡すことはあると思います。

我が家では・・・

  実は我が家ではブルーポイントは生まれたことがありません。祖先にポイントカラーの遺伝子を持った猫はいるのですが、たまたまその遺伝子を受け継がなかった子をいただいているのかも知れません。
 写真は渡米時に滞在したキャッテリーで私が撮影したものです。ロシアンブルーとしてはミスカラーですが、とても可愛いので家族として迎える方には人気があります、


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