ロシアンはナチュラル・ブルー・ショートヘアー
 ・ロシアンブルーの定義についての意見

猫の繁殖について思うこと
 ・Snow-Islandの意見その他
ロシアンブルーから生まれるブルーポイントについて
 ・ブルー以外のカラーが生まれたら?
繁殖について思うことを簡単にまとめてみました。
あくまでも私の個人的意見です。一部分だけを抜き出しての伝達は誤解を招く恐れがありますから、ご遠慮願います。
繁殖については、色々なブリーダーがそれぞれ個々の考え方を持っていると思いますので、参考程度にして下さい。
準備が出来次第、項目を増やします。議題のリクエストも受け付けております。
1 純血種と血統書

 純血種は、沢山のブリーダー達の努力と年月をかけて確立されたものです。そもそもの先祖は街の片隅のストリートキャットであったり、突然変異で生まれたりした猫でした。人間を介して選択交配されたということが雑種との相違点であり、もともとの起源は雑種とまったく同じです。
  しかし、雑種とはまったく違うものだと誤解されている方が一般 に多いことは否めません。血統主義にこだわり、猫をステータスとして飼われるのは本当に残念なことです。血統書がない猫は価値がない、などとひどいことを言われますが、血統書(またはナンバー)というのはあくまで繁殖に使われる猫に必要な書類であり、それが正確であるかどうかは、ブリーダーの自己申告という登録の性質上確かめられません。(ですから、ブリーダーは登録を正確に行う責任があります!)血統書はあくまでもその猫を繁殖のプログラムに組み込む時の指標となるものなのです。

2 繁殖に適した猫とは…
 まずCFA(またはTICA)ナンバー(血統証明書)、正確な血統書が取得できる猫であること。両親猫や先祖にタイトル保持猫が沢山いても良い猫だとは一概に言えず、繁殖する猫として総合で高い評価を得るためには、各クラブ(ここではCFA・TICA)のスタンダード(理想像)に近い猫でなくてはなりません。
  性格が良いことはもちろん、健康状態も良く過度な近親交配がないこと、メスは子供が生める大きさが必要です。ショーで失格になるような欠点を持っていないかどうかも必ず確かめましょう。
  繁殖する際は猫を譲り受ける前にブリーダーに繁殖する旨を伝えておくことが必要です。
3 スタンダードとは…
各クラブによって違いがあります。ショーにおいての審査基準であり、猫を繁殖する上での大切な目標となるもので、その内容は加筆修正されることがあります。スタンダードをより良く理解するにはショーを見学したり猫を出陳すると良いと思います。スタンダードというのはとにかく言葉で書いてあり、長い短いなどがどのくらいなのか解りにくいため、より理解するためにロシアンだけでなく他の猫種をよく見ることが必要だと思います。

■CFAのスタンダード(English only)
4 繁殖法(相手を選ぶ)
アウトクロスブリーディング(異系繁殖)
系統がまったく異なる猫を組み合わせる方法です。特徴として健康な子猫が得られるということ、生まれてくる子猫の形質が不安定であることなどがあげられます。近親繁殖で濃くなった血を更新する時に重要な方法です。
この方法では優秀な形質を持った猫が生まれる可能性は低いですが、組み合わせによっては可能でしょう。

インブリーディング(近親繁殖)
血縁関係が非常に近いもので行われます。親子、兄妹等が挙げられ、組み合わせによっては、出産や子猫の育成その他に障害のでる恐れのあるため、初心者にはお勧めできない方法です。レベルの低い猫でのインブリードは効果 が得られない上、逆にレベルの低下につながります。優れた資質をもった猫で行えば、良い形質を確立できる可能性が高く、とても有効な繁殖方法です。しかしその反面 、悪い形質を多く受け継いだ猫が生まれることもあり、この方法で繁殖した際には注意して特に質の高く体に異常のない猫のみ繁殖に用いることが必要です。繰り返し近親繁殖すると能力の低下や体型の矮小、不妊、奇形などがみられますので、この繁殖法を用いた時にはなるべく次の世代でアウトブリーディングすることをお勧めします。

ラインブリーディング(同系統繁殖)
近親繁殖ほど血統が近くない猫でされる方法です。比較的子猫に表れる形質は安定していて、一般 的にもっとも多く行われています。アウトとインを半分で割ったような繁殖法です。

以上のように分類されますが中には判断に困るものも多く、特にラインとインの違いはとても難しいものです。ブリーダーによっても意見が違いますので注意して下さい。どの繁殖方法であっても特にレベルが高く、健康な猫のみを繁殖させることが重要です。
5 ショーとクラブ
 繁殖をするなら自分の猫をショーに出して、猫の長所短所を知ることが大切です。ただし、ショーの成績がその猫の全ての価値を決めるわけではありません。あくまでもジャッジの成績は参考程度にしたほうがいい場合もあります。一番重要なのは他の猫と並べて、自分が勉強することです。他の猫を見るだけでも参考になるでしょう。
 ショーは国内のクラブが開催しています。出陳料は1日1万円前後です。殆どはアメリカの団体(CFATICA等)の傘下クラブです。
CFAの場合は殆どが2Dayショーです。
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